遺品整理士を志す方へ。

今日は遺品整理士をテーマに考察していきたいと思います。

まず初めに遺品整理士をご存知ですか?

遺品整理士とは、北海道に拠点を置く遺品整理士認定協会が定める民間資格の一つです。

遺品整理士は士業とは違い、単なる名称独占資格の一つであり、遺品整理士が無くても何ら問題ありません。

遺品整理士認定協会は東京の新橋に本体の会社があり、様々な資格ビジネスを展開している企業なので気になる方はチェックしてみて下さい。

では遺品整理士は遺品を整理するのが仕事です。

では、整理する事には、どの様な事が含まれているのでしょうか?

目利きです。

目利きしながら整理し、価値ある遺品を見つけ出しご依頼主へお返しするかお買取りするからです。

この様に、遺品整理の現場では常に目利きと判断が即座に求められます。難しいですね。

例えるなら、プログラミングと同じくらい難しいと思います。

話は前後しますが、遺品整理の現場では、見積もり訪問から始まり、作業前にはマンションの場合、申請が必要な所もありますし、作業当日には近隣へ挨拶もあります。

作業が始まれば、遺品の仕分け作業から梱包、搬出、トラック積み込み、帰社後にトラック荷降ろし、倉庫内作業、廃棄物処理と仕事は多岐にわたります。

この一連の作業をこなし、売り上げを作るには、現場での仕分け作業が何より大切になります。

はたまた遺品整理を依頼してきたご依頼主様のご希望にそう遺品整理を提供するには仕分けしかありません。

また遺品の管理を行うにもやはり仕分け作業を丁寧に行う必要があります。

次に時間の問題もあります。

遺品の仕分けを丁寧に行いながら、時間通りに引き渡しを完了しないといけません。

引き渡しを優先した結果、仕分け作業で見落としが起き、お客様からの信用がなくなる。

遺品整理を的確に行うには、確かな目利きと丁寧な仕分け作業、時間通りに終わらす段取りと手際良さ、この全てが遺品整理業者には求められます。

弊社こころ家は11年目ですが、ようやく形になって来た所です。

ローマは一日にして成らず。

これから遺品整理業に参入する方は以上の事を参考にして頂ければと思います。

株式会社こころ家 代表取締役 山本健